こんにちは!ASUKAです。
今回はトーマスについて解説したいと思います。
トーマスは正しい手順を踏まなければなかなか出来るようになりにくい技です。
僕も最初はなかなか上達できず、苦労した記憶があります……。
しかし、今では1番自信を持って披露できるパワームーブになりました!
正しい知識とコツさえ掴めば誰でも素早く習得できると思いますので、ぜひチャレンジしていきましょう!
※今回はトーマス1周目を安定させるやり方についてフォーカスを当てています。2周目以降は次回以降の記事で解説します。
↓動画はこちらから↓
トーマス講座
トーマスの前提イメージ
トーマスの根本的なイメージとして、腰を回すイメージを持つ方が多いと思います。
しかし、腰を回しちゃうと遠心力に負けて体勢が落ちてしまいます。
実際は腰を前と後ろ交互に動かすことを意識することが重要です。
前後に腰を動かして、そこに足がついてくるイメージですね。
イメージをまとめると、
- 動きは腰の前後を大きくして、横の動きは小さい卵みたいな円をイメージする
- 腰の前後の動きがきちんとできれば、足を意識しなくてもトーマス自体はできる
- しかし、腰だけだと高さが出ないので、ここに足をつけて勢いを作っていく
という流れになります。
トーマスの入り方
まず、右チェアーの人は自分の左足の前に右足を一歩出してから、自分の右後ろに引きます。
※左チェアーの人は、逆の動きで進めてください。
↓自分の左足の前に右足を一歩出します。

↓次に、自分の右後ろに引きます。

↓右手を元々右足のあった位置に着きます。

次の動作が重要です。
↓左足のかかとを蹴るつもりで右足を大きくふっていきます。
こうしないと最初の勢いが出ずにトーマスに入ることになるので、体勢を崩したり小さいトーマスになったりする原因になります。
↓ベストは右膝をまっすぐのばして、右足の膝を左足のかかとにぶつけるくらい大きく回していきます。ここで最初の勢いを作りましょう!
最初の腰を前に飛ばすことだけをイメージして、この勢い作りをしないままトーマスに入る人がとても多いです。
見ていてもったいないなと思うので、しっかり左足は右足が回ってくるギリギリまで飛ばすのを我慢して、右足が左足のところまで振れてきたら初めて左足を左上に飛ばしていきましょう。
↓最初いきなり腰と足を浮かせてしまうと怖いし落ちた時に痛いと思うので、最初は右足のかかとは浮かさずに地面に擦りながら支えてて大丈夫です。
↓そして、左足が落ちる前に左手を地面につける練習もしてください!
↓この動きが慣れてきて少し勢いがつけられそうになったら、そのまま左足をキープし、右足を自分の顔を蹴るくらい顔の方へ引き上げてきて、瞬時に手を左手にシフトします。
この時に右足をしっかりと自分の身体の方に引き寄せないと、左手に重心が乗りません。
また、左手を瞬時に入れ替えないとしっかり右足を寄せてこれないので、左手にすぐ入れ替えて右膝を右耳にぶつける意識がとても大事です。
↓最初はこのあたりのイメージを掴むことが大変ですが、ここを乗り越えられたら習得は時間の問題なので繰り返し練習していきましょう!
このように右膝を寄せてきて、左手に乗せる感覚を掴むことさえできればトーマスは何周でもできます。
↓次に右膝を寄せて後ろまできたら、また右手に入れ替えて、左足を左上に飛ばして最初の動きを繰り返していきます。
トーマスをやる上で大事なこと
ここで、トーマスの基本として重要なことをお伝えします。
右手が地面についている時は左足を左上につっており、逆に左手が地面についている時は右足を右上につっておくことが大事です。
↓右手が地面の時は左足を左上につる

↓逆に左手が地面についている時は右足を右上につる

右手に乗っているときに左足がしっかり上にないと、右手に乗りません。また遠すぎても右手に乗らないので、しっかりと手と逆の足を高く&近くに寄せてきて、腕に乗せていきます。
この2つの瞬間を順番に繰り返すとトーマスになります!
トーマスをする上での注意点
手首を痛めてしまう
トーマスで手首を痛めてしまう人は結構います。
原因は手首に体重をかけてしまうことです。これだどすぐに手首を痛めてしまうので、トーマスは出来るだけ肩に重心を乗せてコントロールしていきます。
これはトーマスだけじゃなくて、スワイプスやエアーも一緒です。出来るだけ筋肉量が多い部位を使ってあげます。
肩に重心を乗せることで高さも全然変わってきますし、次のトーマス上げも楽になります。
2周目に上手くいけない
上手く2周目にいけない人の原因として、手の幅が広すぎることが挙げられます。
↓身体の重心が胸辺りの中心部分にあるのに対して、

↓外に手を付いてしまうと、肩に重心が乗りにくいため身体を支えきれずに落ちてしまいます❌

↓出来るだけ手は自分の重心を支えられるように、お尻の下に交互についていくと連続でトーマスをしやすいです⭕️
トーマスは腰が落ちる前に手をつかないといけないので、手の幅を狭く早くして手を入れ替えることが大事になってきます!
まとめ
まとめると、
- 腰は円ではなく前後に動かす
- 最初右足をしっかり大きく振ってくる
- 右足は膝を耳にあてるくらい寄せてくる
- 手首ではなくて、肩に重心を乗せる
- 手の幅は狭く、早く入れ替える
これらのポイントを守ることが大切です!
トーマスが出来なくて悩んでいる方は、このポイントがしっかり出来ているか確認してみてください。
トーマスは安定するまでに時間がかかる技だと思います。
しかし、ちゃんと原理を理解して練習すれば必ずできるようになります。諦めずに練習してみてください!
わからないことや教えて欲しいことがあれば、是非コメントお願いします!!
はじめまして、何度も動画を拝見して練習しています。かれこれ、10年。。2周もできず。。トーマスを諦めようとしていますが、、やはりまた、練習しています。やりこむほど、スランプになります。