こんにちは!ASUKAです!
今日は『パワームーブの繋ぎでスワイプスを使わないことの重要性』について話していこうと思います!
スワイプスは習得難易度が低く、経験が浅いうちは技の繋ぎで重宝するスキルです。
↓スワイプスのHOW TOはこちらから↓
元々自分は、大学でダンスサークルに入る前にスワイプスを習得していました!
そのためスワイプスは割と得意で、他のパワームーブを習得し出してからはスワイプスを繋ぎの中で沢山使っていました。
最初のうちはこれでも全然いいと思うのですが、スワイプスにはデメリットが存在します。
特にパワームーブに慣れだした2〜3年目以降にそれを感じるはずです。
繋ぎなどで下手にスワイプスに慣れてしまうと本番で力を発揮しにくくなってしまうので、今回は思い切ってこの話題に踏み込んでいきたいと思います🔥
パワームーブの繋ぎの特徴
スワイプスのメリット
パワームーブには
- ウインドミルやエートラなどの下系
- エアーや1990などの上系
があります。
パワームーブの繋ぎを考える上で、これらの関係がかなり重要になってきます。
繋ぎの難易度の前提として、
- 上→下(例:エアー → ウインド):簡単
- 下→上(例:ウインド → エアー):難しい
とハッキリ分かれています。
これは当然皆さんも知っている通り、地球には重力があるからです。笑
ですが、実際はここにヘッドスピンやトーマス、スワイプスなどの中間の高さのパワームーブも存在します。
この中間の技を繋ぎとして経由すると、下から上へも流れを止めずに繋げることが出来るようになります。
また、上からいきなり下に技を移行するよりも、中間の技を挟んでから下に落とすことでより簡単に繋げることが出来ます。
その中間の技の中でも唯一足をつけるスワイプスは、技と技を繋げる上で1番扱いやすい技と言えるでしょう!
なので、このスワイプスを使いこなすことで、早く色んなパワームーブを繋げれるようになります。
スワイプスのデメリット
しかし、スワイプスには落とし穴が存在します。
先程も言った通り、スワイプスは唯一足をつくことが出来るパワームーブです。
基本スワイプス以外の技は、チェアーや倒立、3点倒立など上半身に重心があるので、技と技を繋ぐ時も上半身に重心が乗った状態で下半身の振りをコントロールしていきます。
そのため、かなり無理な体勢でも足を地面につくことなく別の技に繋げる練習を普段の練習からできていると、エアーなどの高度な上系の技を連発したりエアーを繋ぎで使ったりする際に、上半身に重心を置きながら下半身をコントロールする感覚が少しずつ養われていきます。
パワームーブを上達する上で、この感覚を理解することはめちゃくちゃ大事です。
ですが、スワイプスを繋ぎで使ってしまうと一度足で重心を支えてしまいます。
もしスワイプスを多用してしまったら、上半身で重心移動を処理し続ける感覚を上手く養えずに繋ぎを習得していってしまいます。
なので、最終的にエアーや1990、2000などの高難易度の連発や、多くの技の繋ぎを組み込むレベルまで来た時に急に苦労します。
繋ぎの考え方・コツ
スワイプスを使うのは、本番などでどうしても失敗しそうな時のリカバリーのみにすることが無難だと思います。
練習ではトーマスかエートラを多用してください。勢いを消さなければウインドでも全然大丈夫です。
(ただ、ウインドは背中が床に着ける分スワイプスの次に勢いを消しやすいので、ウインドの場合は背中を床に着く時間は一瞬にするように意識できるといいです)
なのでエアーの単発や1990などが出来るようになってきたら、繋ぎでそれらを使う際に「エアーからスワイプスに落として、一旦クッションを入れてから別の技に行く」という認識はなくしてください!
結論として、エアーから勢いを殺さずにそのままトーマスやウインドに行く練習をする事が大事です。
するとエアー単発の後に上半身にまだ重心が残ったまま下半身をコントロールする感覚が身についてくるので、最終的にエアー連発ができたり高度な繋ぎの感覚を養うことができます。
他にも「1990→トーマス」「1990→エートラ」を練習していくことで、「1990→エアー」の方がむしろ腰の高さが変わらない分簡単になってきたりします!
これをずっと「1990→スワイプス」で処理していると、一向に1990から別の技に繋ぐ感覚が養われないので注意してください!
まとめ
以上が『スワイプスを使わないことの重要性』でした!
かなり難しい話で、伝わり辛いところもあったかもしれません。
その際はぜひYouTubeやインスタ等で質問してきてください。💪
また、このような繋ぎの話に関してはまだまだお話したい事が沢山あるので、今後も発信していこうと思います!
ではありがとうございました😊