こんにちは!ASUKAです。
前回の記事に引き続き、パワームーブのオススメ習得順を書いていきます。
自分がブレイクを7年近くやってきて、「この技は最初から練習しておけば良かった」とか、「この技はもっと後でも大丈夫」と感じたことを順位付けして紹介します!
↓動画派の人はこちらから!↓
③ヘッドスピン、トーマス
次に紹介するのは、ヘッドスピン(以下、ヘッド)とトーマスです。
自分の場合、トーマスは大学でダンス部に入った直後から練習していました。ヘッドもそれから3ヶ月ほどしたタイミングでどんどん練習するようになりました。
ヘッド
ヘッドは難しいと思われがちですが、手を離す前のコンティ(手で漕いで頭を回す動作)やグライド(コンティからの推進力で回り続ける)を数回まわすくらいなら個人的にトーマスよりも簡単だと思えました。
ヘッドは自転軸の回転やグラウンド系のブレイクの基礎力が養われるので、積極的に練習しても大丈夫です!
自分も1年目が終わる頃にはグライドで10周は出来るようになりました。
ただヘルメットやニット帽を使わないといけないのでモチベーション維持が難しく、自分はそこでヘッドの練習を辞めてしまいました。
でもヘッドのおかげでブレイクの身体の使い方などの基礎力はかなりついたと思います!
ヘッドの講座出せてなかった…!😂
オンライン部活をいっしょに運営するこーじさんの動画が参考になるのでよかったらぜひ!!
トーマス
次はトーマスです。これは人によってかなり得意不得意が分かれるので、根気がいる技だと思います。
自分も今では得意な技になりましたが、最初の1年間はひたすら練習しても2周くらいしか出来なかったです😭
トーマス上達のコツは、
- 1周を綺麗に安定させる
- そのままウインドやスワイプスに繋げていく
この流れを意識した方がブレイクとしての幅は広がっていくと思います。
1周が正しい形で回せていないと、いくら回数を増やそうとしても一向に安定しないので、まずは1周しっかり綺麗に回せるようにしてください!
1周をクリアしたら、2周以降はコツの問題になってきます。詳しくはこちらの動画を見てください!
自分は2年目からこの動画でも言っているように、チェアーで勢いをつけてトーマスを回すやり方に変えました。
これで一気にトーマスが急成長し、2ヶ月くらいで一気に10周まで伸びました。
トーマスは倒立力やチェアー力が多少必要なので、1周を安定させるまではウインドと並行して練習してもいいかと思います。
数周安定をこだわりたいなら、ウインドを安定させた後のタイミングでトーマスにチャレンジしても問題ないかなと思います。
④エートラ
4つ目はエートラです。
自分がダンス部に入り、エートラを初めて知った時はこんな感想を持ちました。
エートラって初心者目線だとウインドとそんな変わらんくね??
なので、正直あんまり魅力を感じていませんでした(笑)
しかし、やっぱり音にハメやすいので2年目からはちゃんと練習するようにしました。
エートラは頭でウインドを回すイメージなので、ある程度ヘッドが出来ていた方がいいと思います。
逆にヘッドが上手ければ、頭に重心を乗せる感覚と絞る感覚が既に備わっていると思うので、そんなに苦労することは無いかと思います。
自分の場合、チェアーから綺麗に脚を振って頭に重心を流すことが出来なかったのですが、ウインドの勢いを使って飛ばすことで解決しました。
個人的には、ウインドをある程度上手くなっておくこと+多少のヘッドの感覚を身につけた上で練習し始めることをオススメします!
単発でもエートラができるようになったら、多少難易度は高めですがドンドン5〜10発目指して練習してほしいです。
僕はずっとエートラが苦手でギリギリ2発とかしか出来ずに放置していたのですが、最近エートラ連発を集中的に練習したら、そのおかげでエアーもかなり安定するようになりました。
これはエートラとエアーの下半身の使い方がほぼ一緒なので、将来的にエアーをやりたい人はエートラは身につけた方が絶対近道だと思います。
僕はエートラを突き詰めていなかったので、ここはかなり後悔しています😨
参考にエートラとエアーの成長記録を見てもらえれば、結構イメージしやすいと思います!
⑤1990、2000
ここが1番パワームーブの習得順として賛否両論あると思いますが、
- 別の技との繋ぎの難易度が高い
- エアーには1990は必要
この2点の理由で5番目に1990,2000を採用にしました。
いやだ!1990とか2000がめちゃカッコいいからすぐにでもやりたい!
っていう人は全然最初からやっても良いとは思います(笑)
でも多少の倒立力と、ヘッドやドリルの練習で養われる「身体を絞る」感覚が必要だと思うので、その辺りで自信のない人はその後でも大丈夫かなと思います。
正直、自分はまだ1990,2000が苦手です💧
ただ、1990や2000をパワーのコンボの中に組み込めればレベルが1段2段と上がってきます。
1990や2000を練習している方は是非、前後の繋ぎも考えてみて下さい!
エアーを練習する際、横エアーの場合は1990は一切いらないと思います。
ノーエアーや縦エアーを練習するとなった場合は、1990が一周でも出来る感覚があることで縦エアーの安定やリカバリーにつながります。縦エアーをやりたい場合は1990も練習することをオススメします。
⑥エアー
エアーは最後でいいと思います。
もちろん早めの段階で練習しても全然いいとは思います。
しかし、今まで説明してきた技がある程度安定してきてからじゃないと、エアーを飛ばしてもその都度感覚が違ったりするので安定的に連発まで辿り着くのは難しいです。
エアーは人によって似ている感覚のパワームーブが違ったりするので、
- スワイプス
- ウインド
- トーマス
- エートラ
- ヘッド
- 1990
エアーを将来的にやりたい人は、この辺りをある程度やっておくといいんじゃないかなと思います。
振り返り
以上がパワームーブのオススメ習得順でした。
理想のパワームーバーや、やりたい技によっても変わってくると思うので一例として参考にしてください!
最後に、パワームーブを習得していく上で何よりも大切なのは、倒立やチェアーなどの基礎力です。
自分も過去にbboyにオススメの筋トレ10選というテーマで動画をアップしていますので、チェアーや倒立でどうトレーニングしたらいいか分からない人はこちらを参考にしてみてください。
練習を始めたばかりの頃のこういった話や相談など、オンライン部活で自分とこーじさんで受け付けています。首都圏の方は練習会も開催しているので、壁にぶつかっている人や、伸び悩んでいる人は是非直接でも会いに来て下さい!
自分もまだまだ練習が足りないので、いっしょに頑張っていきましょう!!