こんにちは、BBOY ASUKAです。
今回はタイトルの通り、オススメのパワームーブの習得順を紹介していきます。
ブレイク歴がまだ浅かったり、スキルの伸び悩みを実感していたりする人の参考になれば嬉しいです!
動画派の人はYouTubeに同じ内容を上げているので、こちらからチェックしてみてください!
結論:オススメの習得順について
結論からお伝えすると、下記の順番で練習していくことをオススメします。
- スワイプス
- クリケット➡︎ウインド
- ヘッド、トーマス
- エートラ
- 1990、2000
- エアー
前提として、あくまで個人的な意見が強いことと幅広く練習すること自体は悪いことではないと思っているので、ブレイク1年目から1〜6の項目を幅広く練習しても全然大丈夫だと思います。
ただし、全ての技を練習することでそれぞれが中途半端にしか上達できず、ブレイクの熱が冷めてしまうことが1番もったいないことだと思っています。
要はバランスが大事!個人的には幅広く色んな技を練習する方が楽しいし、将来的に一気に技を繋げられるようになってくるのでオススメです!
今回紹介する習得順は、あくまで個人的な感想かつ「経験上こうした方がもっと効率よく上達できた」ということを紹介するものになります。
それでは、前置きは以上にして順番ずつ解説していきます!
①スワイプス
最初に習得するべき技としてスワイプスをオススメする理由は3つあります。
- 個人的にパワームーブの中で1番簡単だと感じた
- 手も足も地面についている唯一のパワームーブのため、動きの理解がしやすい
- 独学に向いている
これらの理由が大きいです。
僕が本格的にブレイクを始めたのは大学生になってからなのですが、高校3年生の夏休みにもブレイクを練習する機会があり、ウインドとスワイプスを中心に練習していました。
最終的にウインドは出来ませんでしたが、スワイプスは何とか出来るようになりました。
習得難易度でいえば、独学かつコーチがいない状況でもコツさえ掴めば1ヶ月程で形に出来るレベルだと思います。
とはいえそれでも難しいと思う人がたくさんいるかもしれません。
その場合、倒立が安定していない場合がほとんどなので、最低でも倒立で10秒くらいは止まれるように練習してみてください。
僕は今でも練習終わりに倒立を必ずやるようにしています。倒立はパワームーブを上達させる上でかかせないものです。
スワイプス講座を動画で上げています!自分が上げた動画の中でも人気の講座になっているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!!
②クリケット➡︎ウインド
2番目の習得にオススメなのがクリケットです。クリケットが安定してきたらウインドを練習していくという過程がベストだと思います。
クリケットを推す理由としては、
- 他のパワームーブの技と比べると、かなり簡単ですぐ出来る
- クリケットはパワームーブの基礎力向上に最適
- クリケット➡︎ウインド、クリケット➡︎トーマスのような技のつながりに活かせる
これらのことが挙げられます。
初心者が陥りがちな罠
初心者だと最初にウインドなどのTHE・パワームーブのような技に目がくらみがちですが、そこには落とし穴が潜んでいる可能性があります🕳
僕自身、ウインドが中々出来なくてブレイクを辞めようと思ったことすらあります😓
自分は大学でブレイク始めました。その時に初めて本格的にウインドの練習をスタートさせます。
平均で1〜3ヶ月でウインドは出来ると聞いていましたし、実際友達や先輩は1ヶ月足らずで習得していました。
しかし、僕には全然出来ませんでした。結局ちゃんと出来るようになるまで4ヶ月程かかり、その4ヶ月間はかなり辛かったのを覚えています。
実際ここでやめてしまう人もかなり多いのではないかと思います。
ウインドはパワームーブでは基礎の分類に入ります。トーマスやエアーに比べると確かに簡単ですが、それでも初心者にとっては本当に難しいです。
そこでオススメなのが、クリケットを並行して練習することです。
クリケットを勧める理由
このタイミングでなぜクリケットなのかを説明します。
結論から言うと、クリケット自体はめちゃくちゃ簡単ですぐ出来るようになるからです。
クリケットが上達することの恩恵として、
- ウインドのためのチェアー力向上
- トーマスのための、人型チェアーからのトーマス連にかなり活きる
これらの恩恵があります。
個人的にクリケットはかなりパワームーブの基礎力がつく技になります。
ウインドに絞って説明すると、ウインドは一般的にチェアーから崩してまたチェアーでキャッチするというイメージがあると思います。
しかし、実際にチェアーでキャッチしにいくと少しタイミングが遅くなってしまい足が落ちやすくなります。

コツとしては最初できるだけ早く上半身を返してチェアーに入りたいのですが、横腹のタイミングでチェアーでキャッチするよりも、もう1つ前のお腹のタイミングでチェアーをキャッチしてしまう方が足が落ちてくる前に人型チェアーで支えることができます。

その結果、そのまま人型チェアーからチェアーを経由させて崩すことで連発に繋がります。
実際、僕が運営するオンライン部活で教えた人達の中のうち何人かがこの『人型チェアーで取りに行く』意識を理解してウインドの質が一気に上がりました。
クリケットを並行して練習、習得しておくことでこの人型チェアー力がとてもつくので、結果的にウインドの時などのチェアー力向上に繋がります。
また、
- ウインドからトーマス
- ウインドからスワイプス、エアー
上記のようにパワームーブにおいて下から上にいくような繋ぎの動きがありますが、その繋ぎにもコツがあって難易度が高いです。
しかし、クリケットはかなり低い位置のパワーなので、ウインドとの繋ぎの相性がかなりいいです。
技同士を繋げられるようになると格段に練習が楽しくなるので、あまりハンド系に魅力を感じない人でも、早めの段階で練習・習得しておくことをオススメします。
クリケットをマスターしたらウインドがやりやすくなっているはずです!完成はもう少しなので、積極的に練習していきましょう!

③以降の解説
記事が少し長くなってきたので、習得順③以降の解説は次回の記事にまとめていきます。
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