『ニンジャバットマン ザ・ショー』
全公演無事に幕を下ろす事が出来ました。

約1年半前にアンサンブルとして応募した『ニンジャバットマン ザ・ショー』ですが、
実は6月の稽古初日でジョーカー役だと知りました。笑

大好きで毎日練習していたブレイクダンスが何故か嫌いになり、毎日何をしていいか分からなくなっていた自分には絶好のチャンスだと言い聞かせましたが、
初めてのメインキャスト、初めてのお芝居、初めての剣殺陣、
そしてジョーカーってどんなやつ?
と、分からない事だらけで
ほとんどパワームーブやアクロバットでしか魅せることを知らなかった自分は大き過ぎるプレッシャーに毎日押しつぶされそうになりました。
そんなこんなで6月稽古は何も掴めないまま、あっという間に終わり
11月からの本番まで毎日毎日ジョーカーについて考えましたが、
知れば知るほど理解できなくて、
知り合いにいたら絶対に関わりたくないようなそんな奴を自分が演じるんだと考えたら毎日が憂鬱で仕方なくて、結局、日常生活何1つ手に付かない日々が続きました。
「それでも何かやらないと」
と思い、手に取って練習しまくったギターや木刀はちゃんとモノにできたと思います。
https://twitter.com/kk44_asxce/status/1466235751754989576?s=21
また、見て真似るだけだったら出来ると思い、
アニメーションのジョーカーの眼球の動きや舌の動き、手足の動きの癖を見まくって
ひたすら真似る作業を4ヶ月繰り返しました。
そしてこれまでで1番長かった夏が終わり、遂に本番を迎えました。

本番では
『ジョーカー次第でその公演の良し悪しが決まる』
という事を考えたら、毎公演200%の力を発揮しないといけなくて
殺陣が終わって裏にはけた瞬間にぶっ倒れたり、
目をかっ開き過ぎて、次の日には目がすっごい痛くなったり、頬や顎が筋肉痛になったり、
また、腹筋から背筋、太腿の筋肉をこんなに駆使したのも初めてでした。


でも、今回の舞台を通して
普段あまり感情もなけりゃ、細かい事も気にしない自分でしたが、おかげで色んな感情やそれによる表情まで今回通じて体験し体現したり、細かい細部の動きまで気にするようになったり、
本当に普段無表情なのですが、ステージの上では『表情が強み』とまで何人かに直接言っていただけて、
普通に生きてたら経験しなかったし、
獲得できなかったことを沢山獲得出来ました。
また、改めて自分の強みや弱み、属性を客観視出来たとも思います。
これまで舞台では、
ダンサーやアンサンブル、アクロバット
など経験して
その度に身近でメインキャストさんを見てきてはいましたが、
自分がメインキャストを実際にやらせて頂いて、初めてメインキャストの大変さを痛感しました。
また、同時にアンサンブルメンバーの心強さや有り難さも反対側から感じる事が出来ました。

今回改めて両方の大変さや大切さを再認識出来た事は、今後の自分にとっても凄く大きな経験になったと思います。

また、自分が最後までジョーカーをやり切れたのは、【影チーム】のメンバーに恵まれていたからに違いありません。

体格だけでなく器まで大きくて、
俺の乱暴な剣を最後まで受け止めてくれた
れんさん。

俺のワガママな意見を文句言わず聞き入れてくれて、ステージの上でも外でも最後まで仲良くしてくれた美桜。

稽古の時からお互い励まし合ってきて、本番前もいつも確認し合ってくれた彩海さん。
3人には本当に感謝でいっぱいです。
そして、一緒にあのステージを作り上げてきた【夜、黒、闇】チームの皆様
アクション、ダンス、アクロ全て完璧な佐助くん
異次元のアクロスキルを持ちながらも向上心の塊のような鷹くん
タイプは違えど、身長高くてイケメンで優しい慶秋さんと竜ちゃん
様々な分野のハイスキルを持ち合わせていて正に超人集団な蝙蝠衆【五大、五行、五常】のみんな
演出/振付の塩野さん、アクション監督の宮崎さんはじめ、日頃から支えて下さった制作、スタッフの皆様
本当に有難う御座いました。


そして最後に、
劇場まで足を運んで下さった皆様
本当に有難う御座いました。

これでASUKAジョーカーは一旦終わりです。
たのしかったーーー🃏
【影チーム】 / ジョーカー役
ASUKA

ジョーカーを演じて下さり、ありがとうございました。
バットマンやその仲間たちだけでなくジョーカーも身体能力が高くて凄まじい!迫力の舞台でした。素晴らしいものを観ることが出来ました。本当にありがとうございました。